Uchikawa Walk
冬の贅沢、宿で鍋を囲む
2026.1.26 up

<澄んだ空気とご褒美のお鍋。内川で過ごす冬の「おこもり」時間>
富山県射水市放生津。 冬の内川を歩けば、キリリと冷えた風が挨拶もそこそこに頬をスッと掠め、急ぎ足で路地の奥へと消えていきます。時折ひらひらと舞い降りる雪が川面に触れ溶け消えていく様子は、冬の小さな儀式のようで思わず足を止めて見惚れてしまいます。

散策を終えて、一棟貸しの宿「カモメ」「ウミネコ」の扉を開ける瞬間。そこにはオレンジ色の温かな灯りと、木の香りに満ちた優しい空間が広がっています。

<凛とした外から湯気の待つ特等席へ>
冬の旅の本当の楽しみは、外の冷たさとお部屋のぬくもりの「心地よいギャップ」にあると思うのです。 私たちの宿では、この季節を自分らしく楽しんでいただくために、卓上IHなどの「お鍋セット」をご用意しています。

扉を一枚隔てた向こう側にはまだ冬の静寂が広がっているけれど、ここには大切な人と気兼ねなく笑い合える、最高に温かな時間が待っています。 まるでお家のキッチンのように、使い勝手のいい道具たちが並ぶ場所で、お鍋から立ちのぼる真っ白な湯気を眺める。一棟貸しだからこそ叶う、パジャマのままでもいいような気取らない贅沢。これぞ「おこもり旅」の醍醐味です。


<旬の輝きを、富山の銘酒とともに>
お鍋の主役を探しに、宿からすぐ近くの魚屋「IMATO」さんや、活気ある新湊漁港にある「孫七(まごしち)」さんへ。そこには、冬の富山湾が育んだ宝石のように瑞々しい魚介たちが並んでいます。 脂がのりに乗った寒ブリや、甘みがギュッと凝縮されたズワイガニ。

そんな日本海の旬の贅沢な一皿をさらに引き立ててくれるのが、富山が誇る銘酒たちです。キリリとした辛口で素材の味を引き立てる「立山」、華やかな香りが食卓を彩る「羽根屋」、あるいは深いコクがお鍋の出汁に調和する「満寿泉(ますいずみ)」など。 キリッと冷やして鮮魚の甘みを愉しむもよし、少し温度を上げてぬる燗にし、お鍋の湯気とともに香りを愉しむもよし。富山の豊かな恵みをお猪口の中に見つけて、ゆっくりと喉を通していく。お鍋の湯気とお酒の香りが重なって、思わず頬が緩んでしまいます。


<窓の外の冬を、愛おしく眺める時間>
窓の外に広がる、冬の内川。 暖かいお部屋であつあつのお鍋を頬張り、お酒をゆっくりと傾けながら眺める雪景色は、さっきまでの寒さを忘れさせてくれるほど愛おしいものです。外のひんやりした寒ささえ、なんだか特別なスパイスに思えてくるから不思議です。

そんな、ココロがじわ〜っと満たされていくような冬の夜。ぽっと灯る温かな明かりをご用意して、皆様のお越しを心よりお待ちしております。

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